SPF15、30、50の違いは?

多くの人は、SPFの数値が高いほど、日焼け止め効果が高いと思っているのではないでしょうか?
実際には、紫外線のカット率は、SPF15で93%、SPF30で97%と、たったの4%しか変わりません。
SPFの数値は、高ければ高い程、効果時間が伸びますが、紫外線をカットする効果はSPF30をこえるとどれもほとんど変わりません。皮膚科医も、SPF15、30、50のどれを使っても効果に大差はないと言っています。
そもそも、SPFの数値は、何を意味するのでしょうか?
それは、紫外線を浴びてから日焼けが始まるまでの時間を表しています。
例えば、何も塗らずに20分で日焼けしてしまう人の場合、SPF15の日焼け止めを使用すると、日焼けが始まるまでに5時間かかるのです。
一般的には、水泳の時でさえ、SPF15で十分だと言われています。さらに帽子、サングラス、羽織るものがあれば完璧ですね。
なぜ、普段使いにはSPF30や50よりもSPF15がいいのか
SPF15は、SPF30やSPF50と、紫外線カットの効果はほとんど変わらないのに、紫外線吸収剤と呼ばれる化学物質の含まれている量が半分以下なので、お肌への負担が少ないからなのです。
2時間毎に塗り直せば、SPFの数字が大きい日焼け止めを塗ったのと同じ効果が期待できます!!